客間の明かり 桐生倶楽部拝見 「1号室」 |
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背の高い大きな窓から柔らかな陽光が差し込む、明るい白壁の桐生倶楽部「1号室」。コの字形に並べられた机には、シンプルな木のいすが合わされている。 桐生の街から世界の人々へ ここは1953年3月9日、国際的な社会奉仕活動に取り組む団体「桐生ロータリークラブ」が発祥した部屋。 |
「つづみを持つ芸子」牧島要一画 |
桐生工業高校で長年、教壇に立っていた牧島要一作の人物画。 牧島は、前にに紹介した「桐生倶楽部風景」などの風景画に加え、歴代理事長の肖像画も手がけ、数多くの作品が倶楽部の壁を彩っている。この絵と向かい合う壁に展示されている静物画は、牧島から外光派の技法を学んだ保倉一郎さんが牧島のアトリエで描いた作品というのも一興か。 |